香港の楽しみはショッピング&グルメ一辺倒、と思っている人も多いかもしれません。しかし、「面積の9割以上が山」といわれる香港には、自然豊かな緑あふれる森林が広がっています。そんな環境に目をつけ、整備を行ってきたのがかつてここを統治していたイギリス人たち。とても良く手の入ったハイキングコース(トレイル)が香港のあちこちにあって、ウォーキングも存分に楽しめます。
なかでも、香港の有名観光地、ビクトリア・ピークからセントラル方面へのルートは、山を下るにつれ、次々と景観が移り変わるおすすめコースです。半日くらいの時間をかけて、緑の中を歩いてみてはどうでしょうか?
また、山を下りきらなくても、ピーク周辺を散策&ショッピングしながら過ごすのも楽しいひとときになるでしょう。

- 散策コースの起点、ピークタワー

- 緑の合間から見えるのっぽなマンション群

- トレイルは歩きやすく整備されている

- ピークから下界を眺めた風景

- 100年以上も走り続けているピークトラム

- 歩くための地図表示もあちこちに
ピーク周辺は、香港でも「超」がつくお金持ちが住むエリア。ショッピングモール・ピークギャレリアには、充実したデリやスーパーがあって、ランチやちょっとしたスナックを買うには好適。でも、散策の前に余計なものをあまり買いすぎないように!

ピークから下界を眺めよう!
山を下界から登ることもできますが、意外と急斜面。まずはセントラルから出ているケーブルカー・ピークトラムでビクトリア・ピークまで登ることをお勧めします。この乗り物もすでに100年以上の歴史を持ち、観光客だけでなく、山の中腹に住む人々の通勤の足として使われています。
ピークまで登りきったら、まずは下界の風景を眺めましょう。
ピークトラムの駅があるピークタワーにも展望台がありますが、おすすめは、ピークギャレリアとピークトラムの線路との間にある芬梨径(Findlay Path)にある「あずまや」からの眺め、です。古くからある展望台で、昔からの夜景見物の名所です。
いよいよウォーキングに出発!
ピークからセントラルへは、廬吉道(Lugard Road)に沿って下って行きましょう。廬吉道はピークタワーの裏側から始まります。「港島径」と書かれた看板が目印です。
道沿いにどんどん西に進みます。右手には、セントラルの高層ビル群が一望のうち。繁華街からものの数キロのところにこれだけの大自然があることがおどろき、さまざまな亜熱帯の植物が生えているのも目に入ります。木立の向こうに時々高層ビルが顔を出すのが香港の山歩きならではの風景です。
山道を歩くこと1時間。こんどは、香港島南側の海が見えてくるとやがて克頓道(Hatton Road)に入ります。山道をくねくねと歩き、高層マンション群が見えてきます。Kotewall Roadを渡り、さらに道なりに進むと干徳道(Conduit Road)へ。
ここまでくると、終点まではあとわずか。干徳道をそのまま進めばセントラルから延びているエスカレータリンクの最上部にたどり着きますので、そこから一気に繁華街へと向かいましょう。
セントラルまで降りずに、山歩きの途中からピーク方面に回れるルートもあります。廬吉道と克頓道がぶつかる交差路で夏力道Harlech Roadへ入り、そのまま道なりに約30〜40分歩きましょう。やがて、ピークタワー近くにあるトレイルの出発点に至ります。

ピークは夜景の名所!
いうまでもなくピークは夜景の名所!このピークから眺める夜景は、本当に100万ドルの価値があるかも。天気が良い日には、下界のネオンが瞬き、文字通り宝石箱のようにキラキラきらめくのが見えます。
(※写真:ビクトリアピークからの夜景)
※掲載記事は、2008年2月現在の情報に基づいています。











