タイプ別 旅のプラン

香港ショートステイ 体感

香港は世界でもたぐいまれな「乗り物王国」です。香港島と九龍半島を結ぶ渡し船・スターフェリーと、香港島の繁華街をトコトコ走る2階建てトラム。そのどちらも100年以上の歴史を誇っています。

もちろん、タクシーや地下鉄も便利に利用できますが、日本では体験できない珍しい乗り物での移動は、それそのものが観光メニューのひとつになってしまうほど。街の人々といっしょに乗れば、生活の姿や息づかいも感じられます。しかも、運賃は地下鉄やバスよりもチープ!お得な気分で街巡りを楽しみましょう。

香港島と九龍半島を結ぶスターフェリー
約10分のハーバークルーズを体験!

香港の美しい都市景観は、香港島と九龍半島を分け隔てるビクトリア湾によって創り出されています。高台や海岸線から見る海の風景もすばらしいですが、やはり海からも眺めてみたいもの。

そんなとき利用したいのが、香港島と九龍半島を結ぶスターフェリーです。現在、香港島と九龍側のそれぞれ2カ所を結んでいますが、観光客の利用が多いのはチムサーチョイ(Tsimshatsui)とセントラル(Central)かワンチャイ(Wanchai)を結ぶルート。わずか10分足らずの「船旅」ですが、香港島側海岸線に聳える高層ビルの眺めは一見の価値あり。海風に吹かれながら、船が進むごとに移り変わる景観を心にとどめたいものです。

ビクトリア湾は生き物のように朝昼晩で表情が変わります。時間がゆるせば、時間帯を変えて乗ってみるのもアイデアです。

古い市街地の名残りを残すワンチャイにて

香港側にあるスターフェリーの埠頭(セントラルとワンチャイそれぞれ)からトラムが走っている通りまでは徒歩15分ほど。行きたい場所を地図でチェックして、香港島と九龍半島を結ぶ地下鉄も利用しながら、便利なルートを検討するとよいでしょう。

2階の最前部が特等席!2ドルで快楽の時間を

香港島の北側に沿って東西を結ぶ2階建てトラム。街の人々は「歩くよりは速いから」と、数駅乗ったらすぐ降りる、という使い方をしています。運賃は2ドル(約30円)、乗客の入れ替わりが激しく、いつ乗っても混んでいるのは安さが魅力だからでしょう。

ツーリストにとって、2階建てトラムは格好の観光のツール、といえるでしょう。2階の最前部は、窓を通して街の景観を匂いや音とともに感じることができる特等席。

おすすめルートはセントラルのHSBC銀行前から銅鑼湾(Causeway Bay)のSOGO前にかけて。高層ビルの中を縫って走り始めるトラムはやがてワンチャイの旧市街へ、その後デパートが建ち並ぶショッピング街・銅鑼湾へと向かいます。地下鉄だとわずか7-8分の距離ですが、バスや車にどんどん抜かれ、トラムだと約30分はかかります。でも、トラムならではの「スロースピード」が香港の街にいることを実感させてくれることでしょう。

香港版Suica!非接触式交通カード・オクトパス

日本では、SuicaやPasmo、Icocaなど、大都市を中心に非接触式交通ICカードが利用されています。でも、世界で最初にこれを導入したのは香港!オクトパスカード(Octopus Card)という名前で、交通機関の運賃支払いのほか、コンビニ、スーパーなどで幅広く使われています。

(※写真:旅行者用のオクトパスカードも要チェック! )

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※掲載記事は、2008年2月現在の情報に基づいています。

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香港の楽しみはショッピング&グルメ一辺倒、と思っている人も多いかもしれません。しかし、「面積の9割以上が山」といわれる香港には、自然豊かな緑あふれる森林が広がっています。そんな環境に目をつけ、整備を行ってきたのがかつてここを統治していたイギリス人たち。とても良く手の入ったハイキングコース(トレイル)が香港のあちこちにあって、ウォーキングも存分に楽しめます。

なかでも、香港の有名観光地、ビクトリア・ピークからセントラル方面へのルートは、山を下るにつれ、次々と景観が移り変わるおすすめコースです。半日くらいの時間をかけて、緑の中を歩いてみてはどうでしょうか?

また、山を下りきらなくても、ピーク周辺を散策&ショッピングしながら過ごすのも楽しいひとときになるでしょう。

散策コースの起点、ピークタワー
緑の合間から見えるのっぽなマンション群
トレイルは歩きやすく整備されている
ピークから下界を眺めた風景
100年以上も走り続けているピークトラム
歩くための地図表示もあちこちに

ピーク周辺は、香港でも「超」がつくお金持ちが住むエリア。ショッピングモール・ピークギャレリアには、充実したデリやスーパーがあって、ランチやちょっとしたスナックを買うには好適。でも、散策の前に余計なものをあまり買いすぎないように!

ピークから下界を眺めよう!

山を下界から登ることもできますが、意外と急斜面。まずはセントラルから出ているケーブルカー・ピークトラムでビクトリア・ピークまで登ることをお勧めします。この乗り物もすでに100年以上の歴史を持ち、観光客だけでなく、山の中腹に住む人々の通勤の足として使われています。

ピークまで登りきったら、まずは下界の風景を眺めましょう。

ピークトラムの駅があるピークタワーにも展望台がありますが、おすすめは、ピークギャレリアとピークトラムの線路との間にある芬梨径(Findlay Path)にある「あずまや」からの眺め、です。古くからある展望台で、昔からの夜景見物の名所です。

いよいよウォーキングに出発!

ピークからセントラルへは、廬吉道(Lugard Road)に沿って下って行きましょう。廬吉道はピークタワーの裏側から始まります。「港島径」と書かれた看板が目印です。

道沿いにどんどん西に進みます。右手には、セントラルの高層ビル群が一望のうち。繁華街からものの数キロのところにこれだけの大自然があることがおどろき、さまざまな亜熱帯の植物が生えているのも目に入ります。木立の向こうに時々高層ビルが顔を出すのが香港の山歩きならではの風景です。

山道を歩くこと1時間。こんどは、香港島南側の海が見えてくるとやがて克頓道(Hatton Road)に入ります。山道をくねくねと歩き、高層マンション群が見えてきます。Kotewall Roadを渡り、さらに道なりに進むと干徳道(Conduit Road)へ。

ここまでくると、終点まではあとわずか。干徳道をそのまま進めばセントラルから延びているエスカレータリンクの最上部にたどり着きますので、そこから一気に繁華街へと向かいましょう。

セントラルまで降りずに、山歩きの途中からピーク方面に回れるルートもあります。廬吉道と克頓道がぶつかる交差路で夏力道Harlech Roadへ入り、そのまま道なりに約30〜40分歩きましょう。やがて、ピークタワー近くにあるトレイルの出発点に至ります。

ピークは夜景の名所!

いうまでもなくピークは夜景の名所!このピークから眺める夜景は、本当に100万ドルの価値があるかも。天気が良い日には、下界のネオンが瞬き、文字通り宝石箱のようにキラキラきらめくのが見えます。

(※写真:ビクトリアピークからの夜景)

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※掲載記事は、2008年2月現在の情報に基づいています。

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