香港・マカオ 旅の極意

香港・マカオ 旅の極意

  • ホテルジャーナリスト せきねきょうこさん
  • 放送作家 小山薫堂さん
  • 別冊フィガロ編集長 牛島暁美さん
  • 旅行コラムニスト 山下マヌー さん
  • コラムニスト 中村孝則 さん
  • ウェスティンホテル東京 中国料理「龍天門」料理長 陳 啓明 さん
  • パーソナリティ 坂上 みき さん
  • 香港政府観光局 シニアマーケティングエグゼクティブ 山本恵美 さん
  • アナウンサー・エッセイスト コミュニケーション デザイナー 小俣雅子(おまたまさこ)

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アナウンサー・エッセイスト コミュニケーション デザイナー 小俣雅子(おまたまさこ)

アナウンサー・エッセイスト コミュニケーション デザイナー
伝説のラジオ番組『吉田照美のやる気MANMAN!』(文化放送)、『三宅裕司と小俣雅子のガバッといただき!! ベスト30』(ニッポン放送)に出演。
著書に、『言葉ひとつで女があがる』(日東書院)、『ことばで美人になる「話し方」「聞き方」講座』(青春出版社)、『おまたまさこの満腹物語』(講談社)などがある。
最新刊は、『気分のいい日を「ことば」がつくる』(東京書籍)。
東京メトロ発行の「メトロガイド」に、コラム「おまたまさこのおしゃべりがとまらない!」を連載中。
現在、話し方をテーマにしたビジネスパーソン向けのセミナーを展開!
話力・人間関係力をアップさせ、自分や周囲の人々の幸福度を高めるプログラムを提供している。
「香港元気大使」「富士の国やまなし観光大使」。
2008年春より、「国立大学法人 東京学芸大学」客員教授に就任。

ヴィヴィアン・タムと月餅と私

 もしも願いが叶うなら、毎週末を香港で過ごして、ヴィヴィアン・タムやレニー・Kなど香港デザイナーの服に袖を通したい。美心(マキシム)皇宮や王子飯店で、次から次へと「飲茶」を頬ばりたい。塩漬け卵黄の入っていない「蓮の実あんの月餅」を探してスーツケースに詰め込みたい。街中を歩きまわって、活気にあふれる空気の真ん中にいたい。どうやら私は、こうやって香港のことを考え始めるだけで、頭の中に気分の良くなる物質が湧き出すカラダになっているようです。

3年連続! 香港で“おせち料理”

 その原因は、ここ3年連続で「日本より1時間遅い香港での年越し」を、自分自身に教えてあげてしまったからに違いない。
 それぞれのビルの壁面が鮮やかなイルミネーションで飾られ、午後8時からはビルとビルの間でレーザー光線のやりとりが行われる「シンフォニー・オブ・ライツ」の渦中にいたくて海沿いのホテルに泊まる。テレビで紅白歌合戦が終わるころ、街は人・人・人人人! ホテル前のプロムナードなど繁華街は満員電車のようになる。特に、オリンピック・イヤーのカウントダウン花火にはチカラが入っていて、四方八方のビルの屋上から打ち上げられた花火が私たちに降りそそぐ。88階建てのIFCタワーは全身が仕掛け花火で、壁面から横に発射された無数の花火がビル全体を包み込んだり、渦を巻いて駆け下りたり、駆け上がったり、巨大なムカデ怪獣が上陸したようだった。
 その炎の競演の中で、香港の人々は盛り上がる。司会者もいないのに、誰ともなく大声をあげてカウントダウンが始まる。香港人気質は受け身ではないのですねぇ、自分の気持ちを自分であおって興奮の渦を作り出して行く様子に毎年感激して、私も積極的に参加していました。
 そして翌朝、元日の朝は、「なだ万」で“おせち料理”です。日本で迎える正月では、箸が伸びないものもある“おせち料理”だが、重箱を洗ったかのようになるまで、旅の空のもとで食べつくす“和”の味は格別です。

ヴィヴィアン・タムと月餅と私
 
 
 
自分で作った“ニモ”は、美味しい!!

 格別な味といえば、「動物点心の料理教室」もお気に入りのひとつだ。金魚や蟹やハリネズミなど動物のカタチを模した点心を出す店は多いが、それを、自らの手で作りあげ、セイロで蒸してもらって、食べて楽しむ料理教室の存在は最近まで知らなかった。
 私が参加したときのメニューは、メレンゲを絞った「うさぎ」と、ひき肉を詰めた椎茸のうえにウズラの卵を乗せ、イカスミで顔を描く「羊」、そして、カスタードクリームを白とオレンジの皮で巻いて丸め、背びれや尾びれをつまんで形づくる「ファインデング・ニモ」! この3点を、点心師の指導のもと、姪や友人たちと大騒ぎしながらこしらえた。
「羊に、まつ毛はいらないでしょ!」
「見て見て! 5個並べて、ジャクソン5の登場です!!」
「やだぁ?、この“ニモ”、太り過ぎじゃない!?」
 確かに、蒸し上がったセイロの中で泳ぐニモたちの中には、とても冒険に出られそうもないくらい丸々したボディの持ち主が数多くいたが、丸々している分、中身のカスタードクリームがたっぷりで、それはそれは美味しい飲茶になりました。
 この原稿を書いていたら、どうしても今日中に、香港の食べものを味わいたくなり、いま、この部分は、表参道の「糖朝」で、蝦ワンタンの入った麺と、胡麻入り団子が浮かんだ生姜のスープを飲みながら書いています。 I LOVE HONGKONG ♥

「動物飲茶教室」の情報はこちら
<レストランの予約先>
E-mail:cs@superstargroup.com.hk
Customer service hotline: (852) 2628 0080
料理教室は申し込みがあった日だけ開催されます。
(予約受付・教室開催は英語・中国語のみ)

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